カンパーニュ
以前自分で作ったカンパーニュ(田舎パン)です。
準強力粉とライ麦と全粒粉が粉成分です。中にはくるみが入っている。
中種法で作りました。
中種法とは約50%の粉と水と塩で軽くこね、発酵させておき、残り粉を混ぜたものに加えてから本捏ねする方法。この製法で作ると極めが細かくふんわりとやわらかい食感になるようです。
調べて知ったのですが、世の中の大量生産のパンはこの製法だそうです。びっくり!
安定した仕上がりになるのと、日持ちがするそうです。知ってました?
私が作ったカンパーニュの中心のクープは深く入りすぎたかな。一投目気合いがはいったか(笑)
クープ(Coupe)はフランス語で切り取られたという意味。
教わったときは、フランスの田舎でいろんな家の人が同じ窯でカンパーニュを焼くので間違わないのように〇〇家の模様ってわかるようにいれるんだって聞きました。
他にもクープを入れる理由ってあるようです。
①シンプルな材料のハードパンって膨らむ力が弱いのでその助けをする
②生地に含まれる水分がクープから蒸発していくので火の通りがよくなる
③見た目がよい。(クープアートとも言われますよね)
お店でパンを買うときにパンで出来た模様に目をとめてみてください。
おそらくお店の人のこだわりがクープあとに表れてるはずです。